2005年3月3日(木)
明治安田生命は社内コラボレーションで処分へ
明治安田生命は金融庁から2週間の業務停止命令を受けました。営業職員は顧客に対し、健康状態を正しく告知させないで保険契約を勧誘しました。そして、その結果として死亡等で保険金請求がなされた場合には健康状態を正しく告知しなかったとして保険金の支払いを拒絶しています。
特に保険金支払い拒絶については凄まじいものがあったようです。
たとえ告知義務違反があったとしても支払うべきものにも支払わなかったようです。死因とは無関係の「職業」の隠ぺいを理由とする不払い。本来は問題にならない5年以上前の病気を列挙しての不払い。
他の大手生保などでの不払いは年数件から10件程度のところが、明治安田生命では2003年度に122件ありました。
告知義務違反を勧める営業サイドと保険金支払いを拒絶する本社管理サイド。意図的な悪の協力体制とはまさか思えませんが、結果的に両者の息のあったコラボレーションで金融庁の処分となりました。
(日本経済新聞2005.2.26.)

